焼酎はとんでもないものを盗んでいきました

地元でしか見かけることのない【並製】繊月！ 鎌倉初期から明治に至る七百年、三十七代にわたり相良氏に治められた歴史ある古都、人吉。

2万2千石の石高は見せかけで、役人もたどりつかない険しい山々の先に8万石あり、実は10万石あったといわれています。

この豊富なお米が球磨焼酎の歴史をつくり、五百年途絶えることなく現在に至っているのです。

ですが戦時中、お米がなく、代用品としてさつまいもが使われていました。

芋焼酎は「並製」、米焼酎は「米製」と呼ばれ区別していました。

現在もその名残で、地元だけには「並製」が存在します。

現在の「並製」は芋焼酎ではなく、米焼酎。

原料米の違いなどで区別されています。

「並製」は地元にしかなく、地元外で見かける「繊月」の1升瓶には「特選」というラベルが貼ってあります。

地元での割合は並製の消費率がダントツです。

地元でしか見かけることのない【並製】繊月を味わってみませんか？ 熊本県　繊月酒造　　原材料/米、米麹 度数/25％　容量/1800ml